担当者 種苗生産(屋島) 宮内科長 中係長 上村係長 水口嘱託
生産期間 H25/12/20 ~ H26/6/12
生産尾数 50mmサイズ 8.9万尾 (生産計画 6万尾)
タケノコメバルの親魚から産仔(メバル類は、卵胎生で仔魚を産みます。)された仔魚を冬場に収容し、3面の水槽で加温しながら大切に育てます。サイズをそろえるため、3月中旬頃から何度も選別しました。共食いやストレスなどを避けるため、サイズごとに分けて飼育し、5月に入って、50mmサイズに成長したものから漁業者などに配布し、県下の海域に放流されました。生産計画尾数を上回る種苗が出来ました。
当センターでは、県からの委託で、平成16年から毎年種苗生産を行っています。この魚は、岩礁や藻場の周辺などの比較的浅いところに生息し、全長40cm近くになります。名前の由来は、タケノコの採れる時期がおいしいとか体色がタケノコの皮に似ているからと言われています。煮付けが美味しいようです。
平成25年11月1日に人工授精を行いました。
産仔直前の腹の張った親魚
一尾あたりの平均重量を算出し、重量法で計算して出荷します。
出荷前の元気な種苗